拙宅にて
師走後半の週末、家の整理、大掃除の時節である。先週、愛読するブログに大いに刺激を受け、和箪笥の整理を始めた。
今年はニ度の引っ越しをし、書籍や洋服は断捨離を決行、和服は実家に送ったり、妹に譲ったりした。和箪笥には大分余裕が出来たが、いざ中を確認すると、寂しく思わないではない。勝手なものである。
さて、クリスマスはもちろん、新年もそこまで来ている。そこで、一つ紋の色無地で、二つのお目出度い取り合わせをしてみた。
まずはクリスマス。これまでクリスマスを和装で楽しんだことはなかったが、今回は手元にあるもので、定番の赤と緑で組み合わせた…とは言え、無理やりクリスマス推しにした感が…(笑)
そして新年。寅年を祝して帯は唐獅子牡丹、帯揚は宝尽し、帯締は同じ緑でも白の面が多いものを選んだ。
この帯には普段はぽってりとした朱色系、あるいは水色系の帯締や帯揚をすることが多いが、今回はクリスマスコーデと同じ緑にこだわってみた。
使わないものも含め、いつしか、好みの色である淡い緑の小物がたくさん集まってしまった。されど(画像の色が異なるが)同じ着物、小物の色合いが同じでも、質感が異なれば雰囲気は大分違う。
正月に帰郷したら、また違う着物で新年の取り合わせをしてみよう。訪問着も良いが、小物に選択の余地が多い色無地も良い。楽しみである。