アジサイの盛り

実家にて

アジサイが盛りである。実家では猛暑の中、多種多彩の花々が競演。

張り子コレクターの妹から、実家のくれないとホタルブクロをいけたとラインにて。キレイなくれない色

アナベル

七変化


さて、姪夫婦の結婚披露宴が来年明けに決まり、すでに入籍を済ませた二人には御祝儀が届きはじめた。そこで6月25日、ご挨拶伺いに姪夫婦、妹夫婦とともに縁戚を訪ねることになった。

1軒目は妹の連れ合いの姉(2番目の姉)の家。江戸時代に建てられたと聞く屋敷には以前から行ってみたかった。

正面から左手へと広縁が巡り、ズラリと障子か並ぶ。あとは雨戸があるだけでサッシやガラス戸は一切ないという。玄関をくぐると、巨大な梁が支える大きな土間。普段は涼しいというこの土間も、今日の暑さはしのげないようである。

通された二間続きの和室は空調が効き快適であった。障子は中程にガラスが入り、庭の緑が見えた。ここでもアジサイが彩りを添える。屋敷の左手には沢水が注ぐ大きな石組の池があり、錦鯉が悠々と泳ぎ涼しげであった。

二軒目は同じく長姉の家。日本的な外観とは異なり、室内は和洋折衷。広いリビングの横の客間に通される。

この日、2つ目の水羊羹をいただく。続いて果物、1軒目のお宅ではメロン、ここでは西瓜と、夏の恩恵を受けた。

2軒とも客間は和室。しめて3時間近くの正座は今の私にはきつかったが、それぞれの暮らしぶりを語る主人の話は興味深く、飽きさせなかった。