実家にて
秋も本番、実家の庭ではさまざまな菊が咲き始めた。一方、初秋から咲き始めたシュウメイギクはそろそろ終わり、これが最期の株である。
素朴な素朴な野菊。母はこの花を田舎菊と呼ぶ。名残り10月、籠に映える花のひとつ。
こちらは、もってのほか、という名の食用菊。来週末には紫色の花を咲かせ、食卓にも彩りを添えよう。
庭のあちらこちらに群生するホトトギスは今が盛り。
木々も色づいてきた。こちらは清楚な白花のホトトギス。
いち早く紅葉したナツハゼ、黒々とした実が鈴なりとなった。
さて、ある施設に庭木や下草をお譲りすることになり、先週末、施設を管理する庭師が下見においでになった。自然と一体となった庭の造りをおほめいただき、両親も大変喜んでいた。
春のクマガイソウ、フタリシズカ、エビネ、チョウジソウ、ヤマアジサイ、ショウマの類、夏のカンゾウ、秋のホトトギス、キンミズヒキ、ミズヒキ(赤、白)、ノギク、四季を彩るフッキソウ、ギボシ、トクサ、ナツツバキ、ヒャクジッコウ、マユミのほか、差し上げることになった植物はたくさんある。時期をみて移植していただくことになった。話にはのぼらなかったがスイセンは幾種もある。記録をしておかねばと思う。
オケラが咲いた。