拙宅にて
慎ましい白壁の個人住宅に取って代わり、隣接する敷地に3階建てのマンションが出現した。
塀を隔てる我が家の小さなサンルームから上を眺めれば、今後は2階、3階のマンションの住人と顔を合わせることになりそうである。
建設中の職人の出入りの多さに、さすがの私も重い腰を上げ、サンルームの天井に遮像カーテンを施すことにした。
このカーテン、遮像性、UVカット効果がありながら採光性もある優れもの。画像は曇天の本日、撮影したものだが、天気の好い日はカーテン越しでも、燦燦とした陽光を感じられる。
これで以前のように外からの視線を気にせず、リクライニングチェアで本を読むことも出来そうだ。
空は仰げなくなったものの、この2畳ほどの白い空間は学生時代好きだった理化学実験室を思い出させるのか、不思議な懐かしさに満たされる。