2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

椿いろいろⅡ

実家にて 先般、拙宅に持参したもう一種の椿の名は「玉霞」というそうだ。蕾が膨らむにつれ桃色の絞り模様が顔を出す。 椿とともに持ち帰ったトサミズキは、温かな室内で庭にさきがけて開花した。 その一方、椿にはあわせて6輪の蕾が付いていたが、半分は開…

いつもと同じあれこれ

箱根湯本にて 2月17日、ところにより降雪の天気予報。12時20分発のロマンスカーにて箱根に向かう。 携えた弁当箱には連れの好物をぎっしりと詰め込む。出汁巻卵に豚ロースの生姜焼、ほうれん草の中華風、鯵のハンペンに蛸ピーマン。鶏と油揚、舞茸、牛蒡の炊…

鰻の八幡巻

八重洲 はし本にて ハウスダストアレルギーの発作を機に、しつこい咳に悩まされている。耳鼻咽喉科で薬を処方してもらい、定期健診を受けている内科でも診察を受けた。長くなると喘息になる可能性もあるそうだ。 連れは体力をつけろと八重洲の鰻屋、はし本に…

古希祝いの茶事

実家にて 茶の湯の世界は社中や流派の垣根を越えて、茶事に招いたり招かれたり。心あれば交流は広がっていく。この度は、妹夫婦が敬愛する正客の古希祝いの茶事。連客は2名、席入は客の都合により13時半となった。続き薄茶でもてなす。 懐石は四つ碗を省略し…

椿いろいろ

拙宅にて 実家では椿が盛りである。 母は、茶を嗜む方の来訪があれば椿園に案内して分けて差し上げている。 私も東京の家に持ち帰った。恩師が健在ならお届けしたものと、花を抱えながら思う。 ドイツのビールジョッキにトサミズキと生ける。紅妙蓮寺と、さ…

華甲祝いの茶事

実家にて 妹を亭主に、7名の客を招いての華甲祝いの茶事。12月24日の年末の多忙の折から、客は4.5名と踏んでいたというが、声をかけた全員に色よい返事がいただけたという。となれば昨年、特注したテーブルは5名分しかなく、追加のテーブルが決まるまで妹夫…