小糠雨が降り続くなか、7月になった。庭の笹竹を切り、七夕飾りを作る。昨夜求めた和菓子屋の包装紙を短冊に切り、「織り姫」「彦星」「天の川」と定番の文字を書く。花入はおしゃべり口の茶碗ならぬ籠。 連れの短冊には「ごるふ 煩悩切り」の文字が踊る。こ…
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