読書の時間(小説)

izaatsuyoshi2012-10-14

昨年末からの蔵書の整理。古書店に持ち込んだり、廃棄したりもしているが増えていくことは必須だ。

興味のある画集や図録は頻繁に眺めるが、一般書籍や文庫本は一度読んだが最期、あるものにいたっては横積みにされ、引き出されることもない。内容はもとより読んだことさえ忘れさられる運命にある。

思い返せば、昨年の大晦日に読み終えたのは、久しぶりに手に取った村上龍、『コックサッカーブルース』だった。2011年はオカルティックなこの本で終わりを告げ、これで良いのかと自問したものだ。

そうこうしているうちに、必然的速やかに新たなに本棚を購入しなければならなくなった。そこで古本屋行きに仕分けしたダンボール箱の中身を再度チェックしたのだった。

読んだことをを忘れ、再購入することも度々である。再読を含め、やはり記録は必要だ。今年になって読んだ小説は、覚えているかぎり記しておこう。

と言いつつ思い出せないのはなあぜ?? 深く考えず今回は半分、記載できれば良しとするか。

読むことに没頭してしまうせいか、読了までの時間はいたって短い。必然的に短編に向かう時間は極めて少なく、ほどなく記憶から削除されてしまう。そのため長編であればあるほどありがたく、内容はともかく古書店で上下巻もの、シリーズものがあればまとめて購入する傾向にある。

しかしこうして顧みると、脈絡なしの手当たりしだいと言えるなあ。