しんしんと冷え込む夜は、母のシチューを思い出す。ミルクと野菜がたっぷりと入った熱々のシチューだ。我が家の冬の定番メニューであり、忘れられない味である。
今や、子どもたちは独立して、実家を離れた。和食好きの父と二人暮らす母は、この冬もシチューを作っているのだろうか。
さて今夜は、昨日の食材の残りで白菜ロールのシチューを作った。店であれば、まかないというところだろう。
料理の記録を残したいとつねづね思っているが、台所と食卓を行き来するうち、ついつい撮影を忘れてしまう。今夜の料理は母のシチューに勝るわけもないが、画像で残しておくとしよう。