旬のもの、食べたいものは飽きるまで毎日でも、という人も多い。そこで思い当たる当方、朝食を主に、一週間の食生活を検証してみた。
一汁三菜を心がけている朝食。今週は半月前まで主菜の座に君臨していた焼魚が姿を消している。雪もちらつく寒い日が続いたせいか、栄養価が高く身体を温めてくれる食材が目立つようだ。
所望により、牡蠣の炊込御飯と豚の生姜焼が交代で顔を出した。毎日のように牡蠣を購入する当方に、顔馴染みの食品売場の女も内心呆れていることだろう。
生姜は炊込御飯にもたっぷりと入れるので、このところ葱とともに毎日欠かさない食材のひとつである。また味噌汁は、なめこと絹ごし豆腐、あるいはキムチ仕立てと、熱を逃がさない食材を多用している。
四季通じての菜は納豆。メカブかオクラを加え、刻み葱、鰹節、焼海苔、醤油、七味唐辛子で調味する。常備菜の香物2種は言わずと知れたラッキョウと、この季節は白菜漬の取り合わせ。白菜漬には鰹節を天に盛り旨みを加えるが、茶懐石では柚子の皮をすり散らすことが多い。彩りを加えて、冬の香物に欠かせない一品となる。
さて今週の特別すべき食材は、週末にある方から頂いた上等の焼海苔(大田区小沢園)である。早速昨日のお昼御飯に頂戴した。まずはそのまま食す。黒々と、またしっかりと厚みもあり、日本橋「八ツ花」の海苔にも負けず劣らずの一級品である。牡蠣のソテーを巻いて食べれば、磯の香りが口中に広がったものだ。白御飯はもとより、ビール、日本酒の肴にも最適である。
2月20日(土)−昼食−
2月19日(金)
- 五穀米
- 豆腐ともやし、若布、葱の味噌汁、キムチ仕立て
- 豚フィレ生姜焼(ワイン蒸し)・スナップ豌豆
- オクラ納豆
- 香物2種
- ブルーベリーヨーグルト
2月18日(木)
- 牡蠣の炊込御飯
- 豆腐ともやし、溶卵、葱の味噌汁、キムチ仕立て
- オクラ納豆
- 香物2種
- うずら豆甘煮
2月17日(水)
2月16日(火)
- 牡蠣の炊込御飯
- ジャガイモと若布、葱の味噌汁
- 胡瓜のタタキ
- メカブ納豆
- 香物2種
2月15日(月)
- 牡蠣の炊込御飯
- 青梗菜、干し海老のスープ
- 玉葱オムレツ
- メカブ納豆
- 香物2種