先日の茶事の返礼に茶友を昼食に招いた。天気もすこぶる良い。
献立
- 前菜:柿に生ハムを巻いて
- ジャガイモのポタージュ
- 林檎・オリーブのパン(フラントイオガランティーノオリーブオイルを添えて)
- フロマジェダフィノワ ナチュラルチーズ
- 鳥挽肉と胡桃、ベビーリーフのサラダ
- ホタテ貝柱のロースト ブロッコリー、エリンギを添えて 赤ワインソース
- トマトのリゾット
まずはビールで乾杯、ビール好きの茶友のため用意したのは《赤坂ビール(黒ハーフ)》。当方も初めて飲むが大人の味だ。そして、彼女は赤ワイン《チリアーノキャンテイクラシコ》を1本抱えてきた。こちらもなかなかの美味。フランス産のカマンベールとよく合った。
飲むうちに酔いが回ったか、トマトのリゾットを作っていたのを忘れ、食事を終える直前にお出しすることになった。
食後は盆略点前で薄茶を一服。
この度は趣向を変え座卓での点前とし、左横に火鉢を据えた。そこで居ずまいを正す前、釜敷を座卓中央に置き瓶掛を移動することにした。設えにより色々と応用出来るのもこの点前の楽しいところである。簡略で、良く考えられた点前であると思う。
- 菓子 紅葉 中野梅村製練切
- 薄茶
後日、彼女から絵入りの礼状が届いた。拙宅の設え、料理などが水彩で描かれていた。次回は茶事でもてなしたいものである。