炊きたての飯、葱と豆腐の味噌汁。味噌汁は出汁を丁寧にとり、昨年2月に仕込んだ、文字通り、寒仕込みの手前味噌で仕上げる。これが何より美味い。
菜は自然薯のとろろ汁。これに、豚ロースの生姜焼きとオクラと梅干のたたきを添えた。自然薯と生姜焼きとの相性は頗る良い。それにしても自然薯の擂り具合で、粘りと味わいがこんなにも違ってくるものか。
葱の甘さ、白い豆腐の清らかさ、旬のオクラの瑞々しさ、そして粘りの強い自然薯のたくましさ。我らの血となり、肉となりや。
献立
- 白飯
- 葱と豆腐の味噌汁
- 豚ロースの生姜焼き(付け合せに隠元のソテー 卵焼き トマト)
- 自然薯のとろろ汁(出し汁、味噌、卵黄、葱)
- オクラと梅干のたたき