学生時代からギュスターヴ・モローは好きな画家のひとりであった。
モローは自らのアトリエを美術館として後世に託した。初めてのパリで、この美術館を訪ねた際は、モローがここで暮らしていたのかと感慨を深くしたものであった。
今展は、モローと師弟関係にあったジョルジュ・ルオーとのコラボ展。主催者であるパナソニック汐留ミュージアムはルオーコレクションで名高く、幾度か足を運んだことがある。
特別協力として名を連ねるのはギュスターヴ・モロー美術館とジョルジュ・ルオー財団。監修は、モロー美術館の館長である。
日本でこのようにモロー作品をまとめて見る機会はさほど多くはない。特に下絵が、素晴らしい。おすすめの展覧会である。
このあと、松本市美術館に巡回される。
詳細
http://www.mmm-ginza.org/special/201310/ginza.html