井戸茶碗 戦国武将が憧れたうつわ

井戸茶碗70余点が並ぶ空前絶後の展覧会、最終日の本日、混雑を避けて開館時間の10分前に並んだものだ。

会期半ばに展示変えがあり、本日は2回目、連れに至っては3度目の訪問である。今回は後期出品の小井戸「老僧」が目当て。小井戸ながら、大井戸に負けない迫力がある。


小井戸茶碗「老僧」藤田美術館

10年前に強く惹かれた茶碗がつまらなく思えたり、以前は混沌としてさっぱり解らなかった茶碗を喉から手が出るほど欲しいと願ったり、茶碗の魅力は不可解である。

結局は、自分を映す鏡であるということであろう。

展覧会の詳細
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html