東京ステーションギャラリーにて
10月24日、朝10時の開館を待って、東京ステーションギャラリーに飛び込む。
「もうひとつの江戸絵画 大津絵」は、所蔵歴に焦点を当て構成されたもの。それ故、惹句は「欲しい! 欲しい! 欲しい!」。
江戸期においては安価な土産品であったため貴重なものとされず、大津絵の残存数は多くはないと言う。この無銘の絵画に面白みを見い出したのが、後世の文化人や画家たちであった。
所蔵者が施したこだわりのある表具も見どころ。愛蔵品と嬉々として対峙する彼らの姿が見えてくるようだ。
本展は11月8日まで、お時間があれば是非!