明月庵 ぎんざ田中屋

連れの舌を満足させる店は東京にいくつあるのだろう。

懐石に美味い店はあるが、そうチョクチョク行けるわけでもない。

蕎麦の老舗「ぎんざ田中屋」は季節の一品料理に工夫があり、このところ週一で訪れる店である。

新春1月にはすでに若筍の料理が出揃い、この日は筍に雲丹、ほかに2,3の肴を注文した。

毎度、酒盃を持ち込み時間をかけて味わうのが常、肴の美味い店はありがたい。

酒が進み、〆の蕎麦にはなかなか至らない。いや、これはどこに行っても同じであったか。