拙宅にて
腕が上がらない、腕を背中に回せない、和服を着たいのに帯が結べない…コロナ禍中、自由に動けないストレスを何としょう。
こんな時は部屋の模様替をして気分転換をはかるのが一番と、絵を掛けかえたり、テーブルの配置を変えてみたり、衣類を畳み直して箪笥の中の整理をしたりとできることに精を出す。
昼までには時間があると和箪笥の引出しを開けて見たのが運のツキ！先月、実家より持ち帰った紅桔梗の色無地が目に入った。
あれやこれやと帯を合わせてみる。そうこうするうち、今の私には可愛すぎると思っていた袋帯がしっくりときた。同系色の帯の花が華やかさと落ち着きを与えてくれる。
帯色そのもの同系色ではどうかしら？あら、これは今の私には丁度良い、モダンでシックな取り合わせ。
次は道行をあわせてみる。画像では色味が違ってみえるがこれも同系色コーデ。母の着物の仕立て直しで、お稽古に通っていた時代のお気に入りであった。
置いてみるだけではやはりつまらない。ここに至って自撮りをしない私がセルフタイマーの設定を試みもした。早々に右肩を完治させ和服を楽しみたいものである。
