ロマンスカーにて
10月15日土曜、実家から戻り、翌日箱根に赴く。
「たまには熱海でもどう?」と声をかけると「弁当を広げるならロマンスカーだよ!」と連れ。
つまるところ私たちはアクセスの良い箱根の先にはなかなか進めないのだ。
さて、ロマンスカーで早めのランチを広げる。連れはスパークリングワインのフルボトルを小脇に抱えてきた。
本日も懐石にあらず、連れ所望のスパゲティミートソースにポークジンジャー、茗荷入り出汁巻き卵、これまた連れの大好物、生姜をきかせた蛸ピーマン。
ロマンスカーのテーブルは肘掛けに収納されているタイプで、JRの特急のそれほど大きくはない。これが私たちの泣きどころで、ワイングラスはプラスチック製!
毎度お人の迷惑にならぬよう気遣いながらも、グラス片手に連れはバカ話に花を咲かせる。
ゆっくり温泉を楽しみ、町をぶらぶらしながら駅に戻る。日帰り温泉もいいが、この日の滞在時間はせいぜい3時間余り。美味い店があれば夕飯も楽しめようが、今のところ見つからない。
さまざまな形のロマンスカーが走っているが鉄タクとは無縁の私、まったく分からず恐縮である。