冬瓜の餡かけ

日本列島に台風が近づき、三連休の初日は夏に戻ったような暑い一日となった。

この週末はどこへも出かけずのんびり、ゆっくりと過ごすことにした。

というわけで、丸赤で千葉県産のまこがれいを購入し、三連休は贅沢な昼食からスタートである。

白く美しいかれいの身は昆布〆にせず、そのままで食し、あらは吸物にした。
あらは、強火で焼いてから椀に盛り付け、出汁を注ぐ。吸い口は冥加、焦げ目をつけたあらの香ばしさが旨みへと変わる。

強肴は冬瓜の炊き合わせ。

冬瓜は柔らかく煮て下味をつけ、ロース肉は熱湯にくぐらせ冬瓜の煮汁に浸しておく。これを盛り付け、生姜餡をとろりとかける。七味を振っても良い。

冬瓜は連れの大好物である。これまで薄切りにして椀物にしたり、海老や鶏肉のそぼろ餡かけにしたが、今回はロース肉と炊き合わせてみた。しかし食感が合わず、この試みはいまひとつであった。

ともあれ、魚、肉、野菜、そして中身があるようでない?それなりの会話、連れの笑い顔、明日の糧である。

献立

  • 向 付 まこがれい 紫蘇・大根・貝割菜
  • 強 肴 冬瓜・豚ロース・グリンピースの炊き合わせ、生姜餡
  • インゲンの胡麻酢和え
  • 吸物椀 まこがれいのあら汁 冥加
  • 留 椀 素麺 

飲物
エビスビール、八海山