12月を前に

izaatsuyoshi2008-11-30


明日から12月、今年も残すところひと月となった。我が家の小さなツリーの飾りつけをする。

昨日、秋田牛のステーキ肉を店で勧められ、購入した。自宅でステーキを焼くことは年に一度あるだろうか。シンプルな料理であるからこそ、焼き加減が重要だ。ミディアムには少々火を入れすぎたが、素材に助けられた。やはり、美味いものはどう転んでも美味い、というところだろう。

手遊びに、麻婆豆腐を作る。いつもより生姜と大蒜を利かせてみた。こちらは存外に好評であった。和食、洋食、中華…料理は楽しい。また「美味い」の声は、いつ聞いても嬉しいものだ。

時に応じ場に適った料理、室内のしつらえは、生活を彩る重要な要素である。いずれにせよ、素材が良ければ、すべて美味しだ。素材の良し悪しを見抜く眼、それを生かす腕が、料理人の評価につながるといえそうだ。これが一番難しいが、精進あるのみということであろう。