茶友を招く Ⅰ

実家にて(11月の献立)

 

庭を紅葉が彩る晩秋の1日、妹が実家に親しい茶友を招いた。

この日のため、両親は庭の手入れを重ね、私は妹とともに昼食の献立を考えた。干柿やチーズを使った3種の先付けを提案すると、妹も日頃得意とする洋風料理を口にした。

それでは、和の器を使った洋風懐石と行こう、そうと決まれば、先付はオードブルに、お椀はスープに、続く料理もそれなりに洋の衣をまといだした。献立を考えるのはなんて楽しいのだろう。

 

献立

オードブル

干柿と2種のチーズ、松葉銀杏に紅葉麩、富有柿を生ハムで巻いて
f:id:izaatsuyoshi:20211125092438j:plain

お椀

2種の生麩のスープ、白味噌仕立、マスカットとディルを吸口にして
f:id:izaatsuyoshi:20211125092505j:plain

進肴

アボカドと蟹の梅肉ソース
f:id:izaatsuyoshi:20211125092518j:plain

チキンとキノコのチーズグラタン
f:id:izaatsuyoshi:20211125092535j:plain

干葡萄とナッツのミートローフ ブルーベリーソースかけ
f:id:izaatsuyoshi:20211125092549j:plain

ホタテとカリフラワーのフライ

f:id:izaatsuyoshi:20211125204953j:plain

 

3皿目のあと、パンとオリーブオイルをお出ししたので、〆は要らないものと思っていたが、土産に用意していた栗おこわの話をすると、少しいただきたいという声がかえってきた。急ぎ盛り付ける。

 

栗おこわ、豚汁、香物(胡瓜のピクルス、白菜のゆず巻)

f:id:izaatsuyoshi:20211125144016j:plain

 

栗おこわは母の、ミートローフとフライ、豚汁は妹の得意料理。その他諸々、お褒めをいただいた。嬉しいことである。